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今年の「卒業研究」っていうのに関係して読んだ音楽の本紹介コーナー。

宮下　誠『20世紀音楽　クラシックの運命』　

普通に前書きに感動したけど。
引用。

音楽は、起承転結と言う字時間論理の中で完結的に「その都度の未来」に向けてものがたりを紡いでゆくものだとほとんど無意識的に確信している。ところが、２０世紀のクラシックはそのようなわたしたちの理解を多少とも混乱させる動きを見せる。私たちに違う聞き方をするように求めてくる。

内容は、曲の紹介がほとんどだけど。
かなり興味深かった。