Perfume 「ポリリズム」
ムソルグスキーくらい語るつもり。
ポリリズムって音楽用語だよ、知ってると思うけど。
Yahoo!で検索かけたら、1番だけ音楽用語のポリリズムで、
あとは曲名としてのポリリズムがずらりだったけど。
この曲から連想される、「ポリエステル」とか「ポリエチレン」「ポリバケツ」
の方向性とは違うからね、語義は一緒だけど。
ポリリズムっていうのはドラマーが叩きたくなる性分を持つ…
ちがうか。まあ、聴けば大体なんなのかくらい検討がつく創られ方されてるけどね。
僕も時たま使うよ、ポリリズム。
混ぜるだけなら簡単なんだけどね。うまく使うのはね。
4分の3と4分の4が混じると8分の12になって、これが基本形かな。
曲中ではもっと複雑なのでてきてるけど。
初音ミクとPerfumeが両方ボキャブラリーにある方は、
「似てるな」と直感的に思ったんじゃないでしょうか、はじめてPerfume聴いたとき。
僕はさらにこんな印象を持ちましたよ。
黒板ないかな、黒板。
人間界:Perfume →近づこうとする→ロボット界
ロボット界:ミク→近づこうとする→人間界
人間性の中に電子的なものを見つけようとするのか
電子的な世界の中に人間性を付与しようとするのか。
ただ、もちろん完全になりきることはできないけど。
こういう、ちょうど相似的関係になってるんじゃないかと思うわけですよ。
構図反対にしただけで、そっくりでしょう?
Perfumeの、ボーカル学校時代の話とかトップランナーで見たし、
ボーカロイド1は、明らかに人間に近づこうとしていたの知ってるし。
では、ここであんまないけど、決定的な違いはないかみていきましょう…
人間とコンピュータの本質を探る旅。(←おーげさ)
・ミク側は誰でも使えるが、Perfumeはヤスタカさん占有である。
→たぶんこれが一番大きな違いじゃないかな。
共通して使えるボーカルさんって、たぶん今まで大学のサークル規模でしかなかったはず。そういった意味での音楽史的存在としも重要?ミクさん?
・Perfumeは3人。ミクとリンで、まだ2人
→そう、まだ数が少ないんだよねってことがいいたいんだけど、うまくエフェクト書ければ3人に分化するかもね。それに、時代が解決する問題だよきっと。
・Perfumeは踊れる。
→ミクさんたちも動画職人がいればクリアできるけどね。
・Perfumeはスタジオでしゃべってる。
→んー…AI搭載かな…
・歴史対決。たぶんボーカロイドのほうが後になる?
→「個性」と「経験」は、過去を考えると人間のほうが多く持ってるはず。
でも、ボーカロイドの背景にはいつも作者だったり機材だったりが、「新しい個性」としてあるような気がする。
・Perfumeはあの歌い方だからこそのちぐはぐ感?独創性?が出てて、どことなく良い
∽(うらっかえしにして)
・ミクが人間に近く歌うと、なんかそれだけですげーっってなる。
結構必死に思いついたつもりだけど、差はこれくらいでは?
何か思いつきますか?みなさん?
今後は、こうした壁がひとつひとつ、Perfumeの認知度アップ、ボーカロイドの発展、無感情系女子の活躍(何)などによって、ちょーっとずつ薄れていって、それとともに両サイドともに認知度が上がったりするんじゃないかなと思ってます。
また、DTM側からも、多様化の一種として、ボーカロイドはこれからも発展すると思う。ブームで終わらないはず。ちょうどクラシックの多様化も、ブームで終わらなかったように。
また、このテクノがかった世界では、ボーカルの操作の問題(昨日の日記でaoiさんが指摘したような)とかは、逆の意味で関係なくなると思いますね。
僕、紅白に両方出るような気がするんだけど…
どうなんだろ。NHKとのかかわりも激しいし…(ザ・ネットスターとか。)
出てほしいかはともかくとしてw
と、ともかく、新しい感じで
好きですよ、ヤスタカさんとPerfume
ポリリズム聴いててとにかくおもしろいし!
近々capsuleさん側も出てくるかとw