音声案内つき横断歩道の点滅時の音
急かされるよねー。
あせるあせる。
この音、楽典の説明によく使われる例でもあるんだけど。
トリトヌス、三全音といって、教会旋法、グレゴリオ聖歌の時代から、
「悪魔の音程」として忌み嫌われる、「ファ」と「シ」からできております。って。
他の4度は完全4度になって響きが心地よいのに、
ここだけ、黒鍵が少ないから減4度になってしまう、と。
聖歌に伴奏つけるとき、下のメロディを作曲しようと思ったとき、
4度、4度と追っていって綺麗な和音だーと思ったら、この音で萎える。
萎えた作曲家が知恵を絞ったことによって、作曲の起源の幅が広がったみたいです。
そんな大昔の作曲家が苦心した音を。
走り去っていくだーけ。